先日、Amazon ハンズオンセミナーで、
サーバー(EC2) x RDS x ロードバランサー
の構築の術を、3時間で学んできたのですが、
※と言っても、テキストを見ながら、コマンドを打ちこむだけなので、
実際には、どうなっているのかは、わかりにくいかもだけど、
たくさんの収穫!
でも、
今回は、メールサーバー構築のお話。
初めて触るに近いLinux(VPS)。
レンタルサーバーや、Windwos(xampp)とかでカンタンに構築できてしまうこともあり、
大昔に、触ってみたけど、実際に運用目的がなかったので、深入りはせず、
lsとか、カンタンなコマンドだけは知っている程度なので、
すべては手探りです!
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まず、
AWS内のサービス「SES」を使ってみるが、
届いたメールはS3に保存されるだけで、
しっかり設定をすれば、可能なことが増えるようだが、
今回の目的「カンタンに」から、離れているため、
postfixを使ってみる。
POP3/IMAPを使うとなると、Dovecotというサービスが必要となりますが、
今回は、外部のメールサービス(gmail)に転送して、使いたいので、省略。
AWSでPostfixが使えるようにやること
やることは3つ。
- Route53にて、A、MXレコード作成
- mail.xyz.com A 10.10.10.10
- mail.xyz.com MX 10?mail.xyz.com
- セキュリティーグループにポートを追加
- POP3 / 110
- IMAP / 143 (不要かも?)
- SMTp / 25
- postfixインストールと設定
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今回ハマったのは、その設定。
あたりを見てもらえば、インストール・設定までは、できるはず。
今回、gmailにすべてのメールを転送するので、
変更した箇所は、
inet_interfaces = localhost >?inet_interfaces = all
だけ。
本来なら、mydomainなども、設定が必要ですが、
マルチドメインで運用するので、省略
外部のメールサーバーに転送(マルチドメイン対応)
基本は、この2箇所の参考先の通りですが、
変更箇所は、
# /etc/postfix/main.cf
virtual_alias_domains = abc.com xyz.com virtual_alias_maps = hash:/etc/postfix/virtual
と、
# /etc/postfix/virtual
admin@abc.com admin_abc_comgmail.com admin@xyz.com admin_xyz_com@gmail.com
入れ終わったら、テーブルとエイリアスの反映を行い、再起動。
sudo postmap /etc/postfix/virtual sudo newaliases sudo service postfix restart
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まず、メールが届かないことには、SSLの認証も出来ず、
メールが届かない、届かないと、1日明け暮れたので、
このメールが届いた時には、
キタ━━━━━━━━m9( ゚∀゚)━━━━━━━━!!
と、大いに感動!!
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あとは、Coudfrontとの格闘です。
どうも、Round53の設定が間違っているのか?、エラーが出るのですよね。
PS. 覚え書き
サブドメイン名付きメールアドレスで、受信するには?!
[ 参考 ]
[ やったこと ]
- サブドメインにも、MX追加(ec.xyz.com MX 10?mail.xyz.com)
- mail.xyz.comは、固定IP に(ELBだと、ダメだった)
- virtual_alias_domains に、サブドメインの指定(必要か?)
- /etc/postfix/virtual に、サブドメイン付きメアドを追加。
とりあえず、受信できたので、
次に取得するドメインで、1つずつ除外して、検証してみます。