いろいろなPOSシステムがある中で、飲食店用として、
の2つに絞り、
どこまで使えるのかを、検証してみました。
何より、大事なこととして、
軽減税率対策・補助金対応か?
今回、10月に消費税が10%に増税になる予定ですが、
9月末までに、支払いを済ませ、
2019年12月16日までに、申請をすれば、
その3/4(1台20万円・1事業者200万円まで)が、対象となるようです。
※レシート印刷が必須
軽減税率対策補助金については、
共に、対応しているようですので、
それを踏まえ、
必要な機能
- クレジット決済手数料
- ハンディー対応(できれば、Androidにも対応)
- オーダーレシートの同時印刷(厨房にて)
ドリンク・フードの注文を、
- API対応
を、検証していきたいと思います。
1. クレジット決済手数料
- Airレジ
- Visa、Master、Amex 3.24%
- JCB、Diners、Discover 3.74%
- 交通系IC(Suica、Pasmo)3.24%
- 電子マネー(iD、Quickpay) 3.74%
- Squareレジ
- Visa、Master、American、Diners、Discover 3.25%
- JCB、Dina 3.95%
共に、月額固定費は不要
Airレジは、国産(リクルート)が故に、電子マネーが使える点が有利です。
2. ハンディー対応
- Airレジ(iPhone)
- Squareレジ(iPhone / Android)
共に対応していますが、端末単価の安いAndroidが使えるのは、利点ですが、
iPod Touchを使えば、21800円~と、コストを抑えることが出来ます。
3. オーダーレシートの同時印刷
スタッフが、注文を聞いて、厨房まで戻って、
また運んでは、また戻って、なんて、
動線が多くて、大変です。。。
なので、入力した注文は、厨房やカウンター内に置いたプリンターに、
即時印刷できるようにして、移動を減らしたいと考えるわけです。
Squareレジは、ハンディーはあるものの、
現時点では、対応していないようです。
別端末でのオーダー機能はないので、何を注文したかは会計時に入力する形となります。
引用 >> https://rejichoice.jp/square_02/
4. API対応
さて、これが一番大事な機能だと考えるわけですが、
何をしたいか?、というと、
という経験もあり、
店側としては、
- 注文を配膳しないといけないし、注文聞き回るのは大変!
そのため、ピークは限られているのに、
フロアスタッフがたくさん必要となります。
はい。そこで、お客さん自ら、注文を発信してくれればよいのです。
近年では、テーブルにタブレットが置いてあって、
そこから注文ができるようになっていますが、
それがそれぞれのスマホから、
注文できるようにできれば?
費用対効果が、とても高いと思いませんか?
https://developer.squareup.com/docs/orders-api/manage-orders#add-fields
注文と、その支払い、管理ができるようなんですが、
- どのテーブルからの注文か?
- 追加注文をどうやってまとめられるか?
という点が、
WooCommerceと標準対応しているので、
プレオーダーには使えそうですが、
テーブルからの注文には、使えそうにありません。
ということで、まとめ。
Airレジのメリット
- 国産(リクルート)
- ビックカメラで体験できる
- 電子マネーの支払いに対応。
- ハンディー対応
Squareレジのメリット
- API対応(ただ、期待するようなWEBからの注文が取れるかは、まだ不明)
ということで、2つのシステムを比較した結果、
圧倒的に、Airレジに軍配が上がりました!
Squareは、海外で多数使用されているようですが、
日本独自のマーケットの対応は、まだまだという感じで、
この1ヶ月でどちらかを選ぶとなれば、断然Airレジですね。
上記動画を見る限り、フロアスタッフの仕事量が
大幅に軽減されますが、
各テーブルで、自分のスマホで注文できるようになれば、言うことなしですね。
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軽減税率対策・補助金申請
他社さんも検討したいところですが、
イニシャルが安い=専用端末でないということで、
今回は、Airレジをと思うので、このタイプの申請になりますね。
9月末までに、支払いを済ませないといけないので、
ビックカメラに行って、デモを見てくることにします。
ただ、クレジットカードでの購入の場合、
9月末までに引き落としがなされないと、申請ができない
という、おぞましいシステムとなっており、
今からだと、現金払いしかないようです。